最終日手前になっても驚くことが多い。

fenouil

シェフが買って来たfenouil(ウイキョウ)をさっそく仕込む。切れ端を味見すると今まで食べたことないほどの旨さ。前からfenouilは好きだが,ここまでおいしいのには驚いた。切り揃えながらもバリバリ食べて目を丸くしていたら,これは2−3時間前まで土から生えていたfenouilだ,と教えてくれた。もともと美味しい野菜が,新鮮でさらに美味しい,当たり前なんだろうけどあらためて感じた。

amande(アーモンド)をよけておいて,と言われ,え?どれがアーモンド?と思ったら,この白い実だった。アーモンドなんて,皮つきや乾燥したものしか見たことが無かったから,どういう形でどうなるのか知らなかった。逆に,そんなことも疑問に思わずに食べてきたんだなと気付かされた。

amande

写真を撮ろうとしたら,果皮におさまった状態のもの,果皮をむきたてのものを並べてくれた。まだ出始めの季節で,乾燥し切ってないらしい。アーモンドはバラ科サクラ属,梅干しの種を割って仁を食べるのと同じようにとるよね,それは…と思った。


こちらカサゴの仲間のchaponという魚。

chapon

dorade(鯛)の入荷。見慣れないタグがついていた。

étiquette de dorade

書かれているサイトで番号を入力すると,釣った漁師さん・船・漁場・漁法などなどの情報を確認することができる。トレーサビリティの観点はもちろんだけど,単に興味本位でもおもしろい。

ciel

あいかわらず,寮の敷地,丘を下って行く道から見る空がうつくしい。昼も夜も。


あまったsaumon(サケ)をもらっていたからバターで焼いて米と食べよう…としていたら,いちばん最近の研修生君が「日本語を教えてよ!」とやってきた。よく使う動詞,人称代名詞,魚・肉・野菜・果物の名前,あいさつフレーズなどなどを教えて,「ひらがな」のvoyelle(母音)・consonne(子音)の組み合わせがわかる一覧表を書いておいた。

その表で指さしながら単語とひらがなを教えていたら,こっくりさんをやってるような動きになっていた。

IMG_0315

リヨン近郊の村,Pérougesへ。中世の町並みがそのまま残る小さな村で,地球の歩き方によると,ひところは住む人もなく荒れるままだったのを復興させたそうな。けっきょく誘われることのなかったChâteauでの一般家庭招待に行った同級生で,ここに連れて行ってもらった人が多く,口をそろえてよかったと言うからいつか行ってみたかったところ。

SNCFでLyonからMeximeux-Pérougesまで約30分,そこから30分も歩けばPérougesに着く。

Pérouges

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flickrのphoto setはここ,2010-07-19 Pérouges

地方料理や地方菓子に惹かれるわたくし,Pérougesにはtarte au sucreというピザみたいな形に甘い生地を焼いた地方菓子がある。これを見て食べるのも目的だった。

tarte au sucre, Pérouges

このように売られてる。残念ながら,専門店よりも後で昼食を食べたレストランでのデザートビュッフェにあったものの方が美味しかったんだけど…

町並みは住みたくなるような綺麗さ。

Pérouges

とても小さい村なので,ゆっくりみてまわって食事しても2-3時間くらいしかかからない。ミシュランに載っていた店は少し高くて,適当にLe Relais de la Tourというレストランに入った。そんなに期待していなかったけれど,飾らない家庭料理といった風情でなかなか美味しくてよかった。テラス席から眺める村の広場ものどかで心地よい。オードブルとデザートはビュッフェを選べるので,たっぷりアイスを食べたい人にもいいと思う。

Cuisse de canard confit sur un lit de purée

帰りの電車がしばらくなかったからMeximieuxのカフェでビールを飲んで待つ。


少しリヨンで買物してから帰宅。冬に一度来ようと思ったことがあったが,夏で正解だった。

空がとても青い。冬〜春にかけての季節感も素晴らしかったが,抜けるような青空の夏も素晴らしい。

ciel


残り日数も少なくなり,焦ったように料理の写真を撮ったりする。他の人からも,いつで終わりなのか聞かれることが増えてきた。

tartelette d'escargots

エスカルゴのタルトレット。

turbotの卵に引き続き,crabe(カニ)の卵。

œufs de crab

さすがにカニの卵ともなると誰も手を出さず,一人醤油かけて食べました。


友人来訪に備えてつくったドライトマト。60℃くらいのオーブンに入れて数時間…と思ったらそのまま寝てしまい,一晩放置。非常にそれらしい仕上がりに。

tomates séchées

タイトルはポルトガル語。

金曜日で昼間は休み。相変わらず空がひたすら綺麗。

ciel

同級生が遊びに来るのでいろいろ買物。炭酸水が好きで,日本ではなかなか気軽に飲めないけれど,フランスではperrierの1lペットボトルを約€0,60で買えるのが素晴らしい。そのperrier,キャンペーンでラベルにDita Von Teeseが登場していた。

Dita Von Teese

卵もたっぷり買い,ポルトガルの菓子"pão de ló"を焼く。秤が無い,適当な分量。日本では玉が入ってる泡立て器で手早く立てられていたが,普通のものしかなくて苦戦する。そこそこ美味しく出来た。

Pão de Ló


moule(ムール貝)の料理が夏メニューにある。海産物で初めてAOCを取得したという,Mont St Michelのmouleがとても旨い。ふつうのmouleよりも身がプリッとしていて味もいいのです。

moules de bouchots, mont st michel

夏メニューでつかっているturbot(ヒラメの一種),産卵期が近いのかお腹にたっぷりの卵が入っていることが多い。日本人,特に一般家庭からすればご馳走だが,(少なくとも)レストランのお客さんに提供できないものなので,量り売りの魚にとっては可食率が下がるだけであまり歓迎されない。まかない用に好きに調理していいと言われたが,「これはkgいくらするんだ…」と残念そうだった。

œufs de turbot

写真が綺麗でないが,煮付けにしてみた。あまり食べる習慣がないのか,同僚たちは手を出さなかったけれど,日本滞在も長かったシェフが喜んでくれたのがよかった。

西欧風には,塩漬けでカラスミにしたり,パン粉をつけてカツにするとか出来そう。

"14 juillet" フランス革命のはじまりとなったバスチーユ襲撃の記念日で祝日。レストラン近所の戦死者への慰霊碑には国旗が掲げられていた。

14 juillet

祝日は特に関係なく営業なので気付かなかったが,帰り道でドーンドーンと音が響いてきて少し光るのが見えた。花火だ。寮に着いてから同僚が「花火見に行こう!」と車を出してくれたけれど,近所のFontaines sur SâoneとNeuvilleはすでに花火終了だったみたいで,遠くLyonで打ち上がった花火の端っこだけ見て,そのあとテレビでParisの様子を見てから寝た。

もう残り日数もわずかになってきた。ずっと行けずにいたレストラン "Saveurs de PY"へ。

ここはAlain Chapelで働かれていたYukoさんとPierreさんが開いたお店で,Yukoさんとは2月に食事をしたときにお会いしたのと,研修が始まった頃のわずかな期間だけ一緒に仕事をした。

外のテラス席で昼間からワインを飲んで食べるのはなんとも気分がいい。

caille

焦がしバターの香りが素晴らしいcaille(うずら)。皿を舐めたかのように綺麗にいただきました。その他写真はflickrに

26日最後の夜,同級生ズのさよならパーティの相談をし店を後に。


お店がある,LyonのCroix-Rousseという地域は朝市がすごかったり,小高いところにあるので眺めが良かったり,"トラブール"という細い抜け道がそこかしこにあったり,とても好きな場所。ここから今まで歩いたことのない道をぶらぶらして,映画館へ,『Splice』を観る。

いつものParc de la Tête d'Orを通ってPart-Dieu駅まで歩く。

白鳥のヒナや

カモのヒナが!


Carrefourで買物して帰宅。

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