2010-05-05 l'affaire de fraise

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魚の入荷。発泡スチロール箱からとりだして,冷蔵庫の引き出しに入れる作業が必要。が,先日,魚を一部返品することがあったから,安全を見てsub-chefが来るまで他の仕事をしていた。すると来るなり「箱から出すのは当然のことだから,とにかく早く早く(rapide)仕事をしなさいよ」的なことを言われ,週頭からどうも雲行きが怪しい具合に。

さて,発泡スチロール箱をゴミ置き場に持っていったところで,sub-chef「personnel(まかない)で使うじゃがいもを持ってきて」と。魚のヌメヌメを流し,箱を潰してゴミタンクに捨て,手が臭いからしっかり洗い,さて野菜冷蔵室へ。お,fraise(イチゴ)があるじゃないですか,なんと美しいイチゴ,フランスの春って素晴らしいなあ…と誘惑に抗えず,パックのフタを開けたところに,冷蔵室の扉が開きsub-chef様颯爽と御登場!

「じゃがいもを持ってくるのに10分かかっている(実際はまだ5分も経ってないけど)。イチゴを食べようとして,バカンスとでも思っているのか!?あー!?」

こういうときに限って,相手の言ってるフランス語を何故かよく理解出来るのに,自分が言いたいことを何も言えないのは何なのでしょうか?言いたいことも言えないこんな世の中だけど相手の言いたいことがこんなによくわかる世の中はポイズンでしょうか?

sub-chefに見せる直前に人生初のmayonnaise分離事件」といい,なんという間の悪さ。鮮やかなまでの滑稽さに,凹むのを通り過ぎて可笑しくなってきました。

イタリア人同僚君が旅立ったため,fraise事件直後からsub-chefと離れviandeでの仕事に。ますますsub-chefにどう謝ったものか…と気まずさが続く1日。この日,せっかく日本から届いたpince à désarêter(骨抜き)も使うことなく。

まあそこはそういう感情は引きずらないフランス,sub-chefさんが夕方撮ってくれた写真でございます。まかないや食材の写真を頻繁に撮ってるせいか「写真を撮りなよ」と言ってくれたり「カメラカメラ」とオレiPhoneを手に取り何か撮ってくれるようになっている最近。

foie blond de poularde

foie blond de poularde(肥育鶏のブロンド色の肝臓)。


夜の帰り際に,同僚フランス人が「Osamu, je vais partir demain.」と。「え?」と聞き返すと,翌日を最後に他のレストランに移るといい,寝耳に水。研修スタート日の翌朝から働き始め,ほぼ同じ期間をともにしていた彼,もう少し早く教えてくれてもいいのに…

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このページは、ohsamuがmai 11, 2010 7:45 PMに書いたブログ記事です。

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